ついにカナダ出発まであと1か月半を切りました!
今の気持ちは、不安と罪悪感が7割、楽しみが3割といったところ。
罪悪感というのは、日本に残していく家族に対して感じています。
私の両親は私が幼いころに離婚しており、母はシングルマザーです。
さらに私は一人っ子で、母自身も兄弟姉妹がいないため、頼れる身寄りがありません。
そんな母と愛犬を日本に残していくことに、罪悪感を感じる毎日です。
大学時代に留学していた時は、私自身も母も若かったのと、
母もその時は真剣にお付き合いしている人がいたので、あまり罪悪感や寂しさはありませんでした。
でも今は母ももう若くないし、頼れるパートナーもいないので、より申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。
私がカナダに移住目的で留学するのは、あくまでも自分の都合で決めたことです。
私はずっと、日本の生活に違和感を感じてきました。
日本が嫌いということではなく、ただ私自身が色々と気を使いすぎてしまい、疲れてしまう性格なのだと思います。
日本は清潔で安全で便利で、生活しやすい。
でも、私の性格上か、「こうでなきゃいけない」が優先されてしまい、生きにくさを感じてしまいます。
もちろん海外に行けば何かが劇的に変わるというわけではないことはわかっています。
それでも、アメリカに住んでいた6年間の経験から、私は自分がベストな状態でいられるのは海外なのかなと思い、カナダへの再留学を決めました。
私がどうしても日本での生活に満足できないばかりに、
家族にさみしい思いをさせてしまうのは、親不孝だなと思ってしまいます。
日本に残れば、こんな親不孝をしなくて済むかもしれない。
でも、その代わり私はずっと後悔したまま生きることになるかもしれない。
私は母とは姉妹のように仲が良くて、
これまで旅行をプレゼントしたり、日々の生活費を負担したり、と出来るかぎり母には恩返しをしてきたつもりです。
それに、母も私が幸せになることを願ってくれているはず、とも思います。
とはいっても、やはり年を取っていく母を一人日本に置いていくのは不安ですし、
どうしても申し訳ないという気持ちに押しつぶされそうになります…
じゃあ行くなよって言われればそれまでですが。。。
海外に出るということは、新しい出会いや経験を得ると同時に、大切な人と離れ離れになる寂しさも抱えることになる。
両方の気持ちを持ちながら、自分の道を選んでいくしかないんですよね。
最近は、母と一緒に夕飯を食べていたとき、ふと『カナダに行ったらこんな時間も無くなるんだな』と考えてしまいました。
毎朝愛犬と散歩している時も、『この子も母もみんなで一緒にカナダに行けたらな』と寂しくなります。
私がいなくなったら寂しくて探し回るのかなー、なんて想像すると胸が苦しくなります。
まあ実際は多分、愛犬は私がいなくても、大好きな母がいれば全然平気だと思いますが…(笑)
母もさすがに実感してきたようで、「寂しくなるねー」と毎日のように言っています。
本当は母と愛犬も一緒にカナダに呼び寄せたいけど、そもそも私が永住権を取れるかもわからないし、医療のことや生活費など考えると、日本にいるのが無難なのもわかっています。
寂しい思いをさせてしまう分、今しっかり家族との時間を大事にして、
次に帰ってくる時は、もっと頼もしい娘になって帰ってこれるよう、向こうで頑張らなければ!
もし、本当に将来母がサポートが必要になった場合は日本に戻ってくればいい。
今は幸い母も元気なので、今のうちに好きなことをさせてもらおう!
今はこんなことを自分に言い聞かせています。
いつか母がカナダに遊びに来て、『ここに来てよかったね』と言ってもらえる日を目指して、まずは一歩を踏み出そうと思います。
…そんなわけで、誰か母に犬好きの素敵な男性を紹介してください。(本気ですw)
ちょっと個人的な話になってしまいましたが、キラキラじゃない海外移住の現実についても書いていきたいと思っているので、このようなジレンマについて記事にしてみました。
海外移住経験のある方は、このような罪悪感を感じることも多いのではないでしょうか?同じような境遇の方がいたらぜひお話したいです!
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